カテゴリー別アーカイブ: 織り作業

筬通し

今日の機仕事は筬通し。

出来上がるショールの風合いや重さ、お客様の好み、使用する季節などを考えながら使用する筬を決める。

お客様の希望は熱くない時以外は一年中使いたいとの希望。

だから夏は涼しく、軽くてしかも冬は暖かいものにする計画。

使用する筬は50羽に決める。

(50羽とは、1センチに5つの隙間があいている。)

櫛の様な隙間へ今回は経糸1本づつ入れて行く。

完成するショールの巾は50センチだから、縮絨と言う最後のお湯で仕上げる作業がなければ、50☓5=250本なのだが、縮率を計算して320本を使う。

追伸:野依は iPad で毎日「赤毛のアン」を見ているんじゃなくて、聞いています。

 

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整経が終わった。

整経を終わると、整経台から外す前にしなくてはいけない事がある。

ハサミを入れる前後をしっかりと糸がズレないように結ぶ。

綾をとった所へ綾がずれないようにビニール紐で綾をとる。

縦糸の数カ所をビニール紐で糸がずれないようにしっかりと結ぶ。

整経の終わり(始め)の所にハサミを入れる。

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綜絖通しと本筬通し。

仮筬が済んで千巻に巻き取ったら、今度は綜絖通しと本筬通し。

綜絖は針金の穴に順番を間違わないように一本づつ糸を通す。

本筬通しは、筬の隙間に一本づつの糸(丸の場合は2本づつ)を通す。

綜絖通しも、筬通しも間違うと布にはならない。

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筬通し

筬(おさ)通し。

普通は筬の間に2本の縦糸を通します。

完成するには、縮絨や乾燥、アイロンがけなどをしますので、収縮率を計算して機に掛けます。

巾:60センチ

縦糸:600本

羽数:50羽。細いウールですが、柔らかく仕上げる為に、羽数は大きめ。

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大管に巻いた縦糸

大管に巻いた縦糸。

これから大管立てにたてて、整経して行く。

今回は短く、一周が4メートルの整経を大管8本で38回。

縦糸304本。

機織りも例に漏れず算数が必須。

これに収縮率、伸び率他が加わる。

人によってもこの算数は違ってくる。

 

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少しづつ縮絨作業

少しづつ縮絨作業をする。
ウールは縮絨でその織布が大きく化ける。
材料がどんなに良くても、、、。
縮絨のやり方が悪く台無しにした事も昔は随分とやって来た。
これは体で覚えるしか方法はない。
そしてこれが僕達のやり方。

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機織り教室

機織り教室。

現在二人の人が教室に通っている。

注文した高機の機織り機が届くまでの間、卓上用での勉強が続く。

高機の機織り機のほとんどは注文生産なので届くまでに日数がかかる。

その人の織りたい布によって注文する所が違う。

機が届くまでに大体3ヶ月から1年はかかる。

今注文しているのは、クマクラ織り機竹泉堂の機織り機。